日付 |
摘要 |
2017 |
1/16 |
初公判 |
(冒頭陳述、罪状認否)殺人の起訴内容について「特に言うことはない」と述べ、劇物投与の殺意は否認した。弁護側は「犯行時、発達障害で善悪の判断能力がなかった」と無罪主張
劇物投与について「死んでもいいと思わなかった」と伏し目がちだが、はっきりとした声で答えた。裁判長から起訴状の内容を問われると、一つ一つの事件についてしっかりと答えた。 |
1/19 |
第2回公判 |
(被告人質問) 検察側の質問に元学生は「高校生の時から『殺さずにはいられない』という強い気持ちが湧いたり無くなったりしていました」と述べた |
1/20 |
第3回公判 |
放火未遂・殺人未遂事件の審理(冒頭陳述)
検察側は、元少女が高校時代、焼死体について触れた本を読んで興味を持ち、「事前に準備をしてその通りに犯行をおこなった」と主張。弁護側は「通常の人の思考からは動機が理解できない」「元少女は当時、躁状態にあった。責任能力がない」と反論 |
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第4回公判 |
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1/30 |
第5回公判 |
(被告人質問) 21歳被告は、逮捕後の調べに「(帰省は)仙台で豪遊するため」と、うその説明をしたことを明かす 被告人質問要旨 |
2/2 |
第6回公判 |
(被告人質問、証拠調べ) 2012年の劇物混入事件の審理中、証拠物の硫酸タリウムを示された被告は「持っていれば、また使う気がする」と供述 |
2/3 |
第7回公判 |
(証人尋問) 劇物混入事件の被害者を診察した東北大病院の男性医師が出廷し、「2人とも生命に関わる危険性があった」と証言 |
2/6 |
第8回公判 |
(証人尋問) タリウム混入事件で鑑定人を務めた順天堂大医学部の千葉百子客員教授が出廷し、「体内に入ったタリウムの量はもっと多かった可能性がある」と証言 |
2/7 |
第9回公判 |
(被告人質問) 検察側は当時19歳だった被告が妹に送ったメールの内容を明らかにした |
2/9 |
第10回公判 |
(証人尋問) 高校時代に劇物を投与されたとされる元同級生の男性(20)が出廷し、体の自由や将来の夢を奪われた苦悩を語る |
2/14 |
第11回公判 |
(証拠調べ) 検察側は、元名大生が逮捕後の調べに「投与量と致死率は何度も計算した。2人が一定確率で死亡すると思い、投与したのは間違いない」と供述していたことを明かに |
2/15 |
第12回公判 |
(証人尋問) 被告の妹の録画映像を流す 妹が「姉は普段から『人を殺したい』と話していた。事件を意外だとは思わない」と証言 |
2/16 |
第13回公判 |
(証人尋問) 被告の母親が証人出廷 森さん殺害事件の翌日、元学生から「『夢か現実か分からないが人を殺したかも』と聞いた」と証言 |
2/17 |
第14回公判 |
(証人尋問) |
2/20 |
第15回公判 |
(証拠調べ) 責任能力について審理。検察側は「完全に認められる」と主張し、弁護側は「なかった」と反論 |
2/22 |
第16回公判 |
(証人尋問) 精神鑑定を担当した医師2人の証人尋問 |
2/23 |
第17回公判 |
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2/27 |
第18回公判 |
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3/7 |
第19回公判 |
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3/10 |
第20回公判 |
(論告求刑、最終弁論) 検察側は「自己中心的で身勝手な動機で実行した。卑劣で強い非難に値する」と述べ、21歳被告に対して無期懲役を求刑 |
3/24 |
第21回公判 |
(判決) 名古屋地裁(山田耕司裁判長)は、21歳被告に対して求刑通り無期懲役の判決を言い渡し |