[コメント] :
警察が懸賞金を前倒しでかけたのは、言うまでもなく犯人を見つけるためですが、まだ、本件では殺害・遺体損壊場所が特定されていないと思います。
島根は豪雪地帯ですから、最近まで雪があったと思います。あれだけの広さの山を管理するためには営林署などの山小屋が多くあると思いますが、遺体が発見された頃から雪が降り出していましたので、これまでは積雪のせいで思うように出来なかったと思います。
雪が解ければ、これまで入らなかった山にも、管理のために入るようになります。懸賞金をかけておけば、山小屋に血痕などがあり、いつもと違う状態になっていれば、職員も「もしかして・・・」という感覚にもなりやすく、現場保存した状態で、警察に通報しやすくなります。
本件の犯人は、自己顕示欲が強く、完全に警察を馬鹿にしています。殺人事件の公訴時効期間は25年ですが、本件の犯人が25年間もおとなしくしているはずがありません。
また、本件の犯人は、金目当てでなく、女性の身体が目的です。好みの女性であれば誰でもいいのですから、間違いなく犯行を繰り返そうとしますし、捕まらなければ、警察を馬鹿にするため、ほとぼりが冷めた頃に、第二、第三の犯行を企てます。
犯行を繰り返していると、そのうち捕まりますから、本件が迷宮入りになることはあり得ません。
ですが、第二の犠牲者を出す前に逮捕する必要がありますから、警察は本腰を入れて殺害現場の特定をしようとしますし、懸賞金がかけてありますので、一般国民も犯行現場を探すのを協力してくれると思います。
性犯罪が絡んでいる場合は、犯行現場に必ず犯人の遺留物はありますから、現場の特定が出来ればかなり捜査は進展します。
なんとしてでも第二の犯行を防ごうと、警察が捜査すれば、夏頃までには、犯行現場の特定が出来ると思っています。 |