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死刑判決の事件

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愛知蟹江親子3人強盗殺傷事件


事件概要

 2009年5月2日昼、愛知県蟹江町蟹江本町の会社員57歳女性方で、首を刃物で刺され両手を電気コードで縛られた三男の25歳会社員を保護。1階和室で次男で洋菓子店員の26歳男性の刺殺遺体を発見。翌3日午後、1階押し入れから鈍器で撲殺された母親の57歳女性の遺体が発見された。後に、現場に駆け付けた蟹江署員が室内でうずくまる若い男を目撃したが、署員が無線連絡をする間に男は勝手口から逃げたことが判明した。

 2012年12月、現場遺留物のDNA型が、三重県警に同年10月窃盗容疑で逮捕された中国籍の男のものと一致したことが判明した。

 2012年12月7日、愛知県警は、中国人の津市栗真町屋町、無職、29歳容疑者を強盗殺人、強盗殺人未遂容疑で逮捕。28日、名古屋地検は強盗殺人などの罪で起訴した。

 ※愛知県蟹江町城4丁目周辺の地図 - Yahoo!ロコ
 (発生場所の町名は、2010年1月16日から「海部郡蟹江町城4丁目」に変更)
更新日時:
2012年12月29日




時系列
日付 摘要
2009 05/01 夜、中国人の男が、窃盗目的で山田さん方に押し入り、持参したモンキーレンチで当時57歳の山田喜保子さんの頭を殴り殺害。山田さんを殴っている最中、当時26歳の次男雅樹さんが帰宅してもみ合いになり、山田さん方にあった包丁で次男雅樹さんを刺殺
05/02 未明に帰宅した三男を小刀で襲い、電気コードで縛って拘束
愛知県蟹江町の民家で殺傷された兄弟を発見。二男が背中を刺され死亡、三男は負傷
05/03 1階押し入れから鈍器で撲殺された母親の遺体が見つかる
05/04 愛知県警は、屋内から血を洗った包丁を発見
05/05 母親の飼い猫も殺されているのが分かる
05/08 警官が不審な若い男を目撃していたことが判明
05/14 浴槽内で靴やタオル、玄関近くで遺留品とみられるパーカが見つかっていたことが分かる
05/15 蟹江署捜査本部は、犯人のものとみられる灰色のパーカを公開し、フリーダイヤルを設置
12/09 本件が捜査特別報奨金対象事件に(期間:2009年12月10日〜2010年12月9日)
2010 12/09 捜査特別報奨金対象期間を延長(期間:2010年12月10日〜2011年12月9日)
2011 12/09 捜査特別報奨金対象期間を延長(期間:2011年12月10日〜2012年12月9日)
2012 10/19 津市の駐車場で男性会社員の車を盗んだ疑いがあるとして、三重県警鈴鹿署は、中国人の無職、29歳男を窃盗容疑で逮捕
11/09 津地検は、29歳男を窃盗罪で津地裁に起訴
12/07 現場の遺留物のDNA型が、三重県警に窃盗容疑で逮捕された中国籍の男のものと一致したことが判明
愛知県警は、中国人の津市栗真町屋町、無職、29歳林振華容疑者を強盗殺人、同未遂容疑で逮捕
警察庁は、容疑者が逮捕されたことを受け、同事件に対する公的懸賞金の指定を取り消し
12/09 愛知県警蟹江署捜査本部は、強盗殺人、強盗殺人未遂容疑で、無職、29歳容疑者を送検
12/28 名古屋地検は、強盗殺人などの罪で、中国籍の無職29歳容疑者を起訴
2015 01/19 第一審 初公判
02/06 第一審 論告求刑公判 検察側は31歳被告に対して死刑を求刑
02/20 第一審 判決 名古屋地裁(松田俊哉裁判長)は、31歳被告に対して求刑通り死刑を言い渡し
02/25 被告の弁護側は、判決を不服として名古屋高裁に控訴
07/27 控訴審 初公判
10/14 控訴審 判決 名古屋高裁(石山容示裁判長)は、一審判決を支持し、控訴を棄却
32歳被告の弁護人は、判決を不服として最高裁に上告
2018 09/06 上告審 判決 最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)は、35歳被告の上告を棄却
更新日時:
2019年3月7日




起訴状況

刑法

(強盗致死傷)
第二百四十条  強盗が、人を負傷させたときは無期又は六年以上の懲役に処し、死亡させたときは死刑又は無期懲役に処する。

(未遂罪)
第二百四十三条  第二百三十五条から第二百三十六条まで及び第二百三十八条から第二百四十一条までの罪の未遂は、罰する。

(窃盗)
第二百三十五条  他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、十年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

(死体損壊等)
第百九十条  死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、三年以下の懲役に処する。

(住居侵入等)
第百三十条  正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。

罪名 該当法 法定刑 量刑例
強盗殺人罪 刑法第240条 死刑、無期懲役 強盗殺人罪の場合
強盗殺人未遂罪 刑法第243条
窃盗罪 刑法第235条 10年以下の懲役、50万円以下の罰金
死体遺棄罪 刑法第190条 3年以下の懲役
住居侵入罪 刑法第130条 3年以下の懲役、10万円以下の罰金

※ 求刑死刑に対しての判決例死刑がやむを得ない場合死刑執行方法
※ 無期懲役仮釈放者の平均在所年数
更新日時:
2012年12月10日




公判関係

第一審 名古屋地裁(松田俊哉裁判長) 裁判員裁判

事件番号:平成24年(わ)第2750号等|傍聴券交付情報:名古屋地方裁判所
日付 摘要
2015 1/19 初公判 (冒頭陳述、罪状認否) 検察側は冒頭陳述で、林被告が金目的で深夜まで周辺を徘徊し、無施錠の住宅に入ったと指摘し、「金品を取る以外に殺す理由はなかった」と主張。罪状認否で弁護側は殺人罪と窃盗罪の適用を求める
1/21 第2回公判  
1/23 第3回公判 (証人尋問) 殺害された当時26歳男性と交際していた女性の証人尋問
1/26 第4回公判 (証人尋問、被告人質問) 林被告の両親の証人尋問。被告の両親は遺族に謝罪
1/27 第5回公判  
1/28 第6回公判 (証拠調べ) 弁護側は、被告が事件に至った経緯などをつづった手記を読み上げ
1/30 第7回公判  
2/2 第8回公判 (弁護側の被告人質問) 被告は「被害者への暴行が金目当てではなかった」と主張
2/3 第9回公判 (検察側の被告人質問) 
2/6 第10回公判 (論告求刑、最終弁論) 検察側は「犯行は執拗かつ残虐で、金品を奪うためだった」、「証拠隠滅を徹底的に行っていた」、「2人の貴い命を奪い、もう1人の生命にも危険を及ぼした」と非難し、死刑を求刑
2/20 第11回公判 (判決) 名古屋地裁(松田俊哉裁判長)は、31歳被告に対して求刑通り死刑を言い渡し
2015年2月25日、被告の弁護側は、判決を不服として名古屋高裁に控訴

控訴審 名古屋高裁(石山容示裁判長)
日付 摘要
2015 7/27 初公判 (冒頭陳述、最終弁論) 弁護側は「計画性はなく、無期懲役を選択すべきだ」と死刑回避を訴え、検察側は控訴棄却を求め、結審
10/14 第2回公判 (判決) 名古屋高裁(石山容示裁判長)は「被告の生命軽視の度合いは著しく、死刑の選択は避けられないという判断は合理的だ」として一審判決を支持し、控訴を棄却
2015年10月14日、32歳被告の弁護人は、判決を不服として最高裁に即日上告

上告審 最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)
 2018年9月6日、最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)は、「強固な殺意に基づく無慈悲で残酷な犯行で、刑事責任は極めて重大だ。身勝手な動機に酌量の余地はない」と述べ、35歳被告の上告を棄却した。
更新日時:
2019年3月7日




被告の判決状況

氏名 罪名 第一審 控訴審 上告審
求刑 判決 裁判所・日付 判決 裁判所・日付 判決 裁判所・日付
林振華 強盗殺人罪 求刑死刑 死刑 名古屋地裁
2015/2/20
控訴棄却 名古屋高裁
2015/10/14
上告棄却 最高裁第1小法廷
2018/9/6
更新日時:
2019年3月7日



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