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古民家再生 ぎゃらりー 空きスペースの活用例 自宅を自分で改修した際

古民家再生

仕事の一部として建物の内外装をデザインしたときの写真です。

 旧犬山城下で 建物を再生したときの写真です。日本瓦 漆喰塗り 格子戸 現代に於いて 昔の風情を残して 尚且つ店舗と利用できるようにしたのが 今回の特徴です。
 街づくりの一環としての建物の修景です。改修費用は約1600万円かかっています。建て直した方が安いくらいですが、建物内部に使われている材料(木)が、以前犬山城で使われていた材料と見受けられるので、それを残すためもあり 改修という手段で建物の保全をしました。

 外壁の漆喰等 古色を使い格子は古く見せるために色を合わせてあります。
現在はなつかしやとしてテナントミックスをして 営業をしています。
 内部で使っている照明は全て蛍光灯なのですが、電球色にしてあります
 片側入母屋になっている建物で 道路に面しているところが殆ど開口になっていたので、コーナー部分は あとから筋交いを入れて壁にして補強をしました。
 内部のテナントの入り口の所です。格子戸は片側引き込みになっていますので、営業するときは 全開口になります。
 内部は昔の建物のため 天井が低いので 2階の床を抜いて 吹抜けにしてあります。

梁などは 補強及びデザインとしてそのまま残してあります。
昔の建物なので 壁が少なかったので 補強がてら間仕切りを入れたり 露出で筋交いが入れてあります。8畳ほどのスペースですが、ちょっとしたテナントには最適で3方向から出入りができます。
2階に上がっていく階段のところです。この階段も昔犬山城の櫓とかで使われていたと思われるもので、そのまま残してあります。
2階の和室部分です。内部に出書院があり、そこそこの味わいがあります。

全体に内部に関しては白漆喰で内装をして、柱等が古くなっていても 色のバランスはとれています。

完成後は なつかしや として営業しました。

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