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古民家再生 ぎゃらりー 空きスペースの活用例 自宅を自分で改修した際

空きスペースの活用例

空きスペースに棚を作り、作業効率など利便性を上げた例を紹介します。

 台所の流し台やレンジ台の横の壁に空きスペースがありました。

 流し台の調理する場所は限られていますが、その場所に洗い物用の籠があったりすると、調理出来る場所が狭くなり、調理しづらくなります。

 また、料理を作るには調味料などが必要になりますが、レンジ台の近くに調味料などがあると、作業もしやすくなります。

 それらの問題を解決できるように、空きスペースに棚をつけてみます。下の写真は付ける前です。
 
棚を取り付けた後に、それらを配置した状態です。


 棚などの材料に、前もって塗料(ニスやペンキ)を塗って仕上ている状態です。

塗装前

塗装後

材料が分かりますので、ここで材料にかかった費用を出しておきます。
材料 材料別金額 合計
洗い籠置き場用棚板(古いまな板のリユース) 0円 1,551円
Wウッド(19X80X1820)2枚 396円
木製丸棒1本 105円
ネット1枚 105円
木用ニス3本 315円
アクリル塗料(黒、ベージュ)2個 210円
棚受け2枚 210円
棚受け用金物2セット 210円
棚受け用FRP製アングル2個(在庫品加工) 0円
まな板倒れ防止用FRP製アングル1個(在庫品加工) 0円

 (シーラーやビス代は含まれていませんし、FRPのアングルは、特殊ですし、買ったとしたら高くて使えませんが、在庫として持っていましたので、強度があり、水に強いので利用しました。)

 出来上がった棚などを順に取り付けていきます。
 レンジ横の換気扇の下のスペースです。
 背面も木なのですが、薄いので強度が心配ですから、棚を固定するのは、下と横の分厚い木にします。

 一番下の段が基準になりますので、前後左右の水平に気をつけてビス留めをします。
 2段目は、棚受けで棚を支えますので、棚が水平になるようにビスで留めます。
 2段目の棚板と棚受けをビスで固定します。
 2段目に塩や砂糖などの容器を入れるので、3つが並んで置けるように、一番上の棚は、FRPで作ったアングル状の受けを使いました。

 水平を確認しながら取付します。

 一番下の白い木は、水平にした際に、下の敷居との間に隙間が発生したため、それを隠すために仮に取り付けてあります。
 棚の下に仮に取り付けてあった白木をはずし、仕上た板をビス留めします。

 棚板が換気扇の枠より出ている状態で作りましたので、その出ている部分にガード用ネットを取り付けます。

 その際にネットの一番下の部分に、空き缶、空き瓶などを入れておくゴミ袋をぶら下げれるように、丸棒(S字フック付き)を取り付けます。
 もう一方の壁に、洗い籠用の棚板、その上部に小麦粉などの容器を置ける棚を取り付けます。

 上の棚を取り付けた後に、まな板が倒れてこないようにFRPで作ったL字状の物を適当なところにビス留めをします。

 隙間を透明のシールでコーキングし、それが乾いたら出来上がりです。


調味料や洗い籠などを棚に配置した状態です。


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