日付 |
摘要 |
2006 |
夏頃 |
携帯電話の出会い系サイトを通じて安川珠江さんと男Bが知り合い、交際開始 |
2007 |
01/ |
安川さんと男Bが養子縁組 |
10/ |
死亡時に保険金が支払われる特約付きの傷害保険に安川さんを加入 |
2008 |
03/13 |
男Bは安川さんに酒と催眠薬を飲ませて酩酊状態にさせ、風呂に沈めて溺死させる
男Aはその場に立ち会わず外出 |
午前11時頃、横浜市の無職安川珠江さん(当時46歳)が自宅風呂場の浴槽で水死しているのを発見される |
男Aが119番通報。「安川さんは前夜から酒を飲んで泥酔していた」、「自分たちは外出していて、帰宅すると安川さんは風呂で溺れていた。普段から酒を飲み、風呂で寝てしまうことがあった」と神奈川県警に説明。同県警は犯罪性は見当たらないとして事故死と判断。司法解剖せず |
07/31 |
3600万円の保険金が男Bに支払われる |
11/04 |
2人は、ふじみ野市内のショッピングセンター屋上駐車場で乗用車を運転し事故 |
2009 |
05/ |
2人は、さいたま市内で乗用車を運転し交通事故 |
08/07 |
午前5時50分頃、2人は、深谷市原郷の久保寺さん方で、久保寺さんを柳刃包丁で刺し殺害 |
08/09 |
埼玉県深谷市の無職、久保寺幸典さん(当時64歳)方の近所の住民から「最近姿を見ない」との通報を受け、深谷署員が久保寺さんの遺体を発見 |
2010 |
06/ |
2009年5月にさいたま市内で意図的に交通事故を起こして保険会社から保険金85万円をだまし取ったとして、さいたま地検は、内装工の41歳男A、無職の37歳男Bの両容疑者を詐欺罪で起訴 |
06/25 |
埼玉県警捜査1課と深谷署は、久保寺さんが殺害された疑いが強まったとして、内装工の41歳男A、無職の37歳男Bの両容疑者を殺人容疑で逮捕 |
埼玉県警は、深谷署に捜査本部を設置 |
07/15 |
内装工の41歳男A、無職の37歳男Bが共謀して2009年8月7日午前5時50分頃、深谷市原郷の久保寺さん方で、久保寺さんを柳刃包丁で刺し、殺害。また、2人は他の2人と共謀して、2008年11月4日、ふじみ野市内のショッピングセンター屋上駐車場で乗用車を運転し、停車中の乗用車にわざと衝突。保険会社に車両の修理費名目で計約87万円を口座に振り込ませ、騙し取ったとして、さいたま地検は、両容疑者を殺人、銃刀法違反、詐欺罪で追起訴 |
11/04 |
埼玉県警深谷署捜査本部は、横浜市の無職安川珠江さん(当時46歳)が殺害された疑いが強まったとして、内装工の41歳男A、無職の37歳男Bの両容疑者を殺人容疑で再逮捕 |
11/06 |
内装工の41歳男A、無職の37歳男Bをさいたま地検へ送検 |
11/25 |
2008年年3月13日に死亡保険金を手に入れるため容疑者AとBが共謀して、容疑者Bの養母である安川さんを自宅で睡眠薬を飲ませて眠らせ、1階浴室の浴槽に沈めて水死させたとして、さいたま地検は、内装工の41歳男A、無職の37歳男Bの両容疑者を殺人罪で追起訴 |
2011 |
01/20 |
埼玉県警深谷署捜査本部は、内装工の41歳男A、無職の37歳男Bが、安川さんを自宅浴室で水死させた後、事故で溺死したように装い、保険会社に事故死したと申告して、保険会社から保険金3600万円を騙し取った疑いがあるとして、2人を詐欺容疑で再逮捕 |
02/10 |
内装工の41歳男A、無職の37歳男Bの2人が共謀して安川さんを殺害したにもかかわらず、保険会社に「事故で溺死した」と虚偽の申告をして、2008年7月31日に死亡保険金3600万円を騙し取ったとして、さいたま地検は、両容疑者を詐欺罪で追起訴 |
06/27 |
(被告B)第一審 初公判 |
07/06 |
(被告B)第一審 論告求刑公判 検察側は被告Bに対して死刑を求刑 |
07/20 |
(被告B)第一審 判決公判 地裁は被告Bに対して無期懲役を言い渡し |
08/04 |
検察・弁護側共に控訴期限の3日までに控訴せず、午前0時、無期懲役とした被告Bの判決が確定 |
2012 |
01/17 |
(被告A)第一審 初公判 |
02/15 |
(被告A)第一審 論告求刑公判 検察側は被告に対して死刑を求刑 |
02/24 |
(被告A)第一審 判決公判 地裁は被告Aに対して死刑を言い渡し |
02/28 |
被告Aの弁護側は判決を不服として東京高裁へ控訴 |
07/31 |
(被告A)控訴審 初公判 |
2013 |
06/27 |
(被告A)控訴審 判決公判 高裁は一審判決を支持し、弁護側控訴を棄却 |
06/28 |
被告Aの弁護側は判決を不服として最高裁へ上告 |
2015 |
10/23 |
(被告A)上告審 弁論 |