性教育のすすめ　性行為の際の留意点

1	避妊及び性感染症に注意
2	Hの基本は相手への思いやり
3	想像力を養う為にはエロビデオより官能小説
4	女性が持ってる慈悲の心（胎蔵界曼荼羅）
5	性欲だけでするHの際の留意点

1　避妊及び性感染症に注意

　ことSEXについては　女性は相手に対する想いがあるからしますし　男性は生理的欲求があるからするもので　必ずしも同じではないんですよね。（あくまで　そういう人が多いということであり　全部ではありませんが）

　だから　女性にしても　男性にしても　快楽を求めてする場合は　それによって生じる可能性（妊娠）に対して　準備なり　基礎知識をしっかりと頭の中に入れてから　するようにしてもらいたいと思います。特に女性は受身ですし　妊娠するのも女性です。　独身の人で妊娠をして　それがきっかけで　結婚するのならいいのですが、必ずしもそうでは無く　堕胎の年齢が低年齢化して　尚且つ件数が増えているのが現状ですから　男性が避妊するのを嫌がろうが　自分の身は自分で守るくらいはしないと　あとで相手と別れた時に　困るのは女性の側ですからね。

　それと気を付けていただきたいのが　病気です。意外な人が意外な病気を持っている時があるからです。特に潜伏期間が長いのに関しては　症状が出るまでに時間がかかるため　自分がその病気であると分かる前にSEXをした場合　相手にも感染させてしまうので　コンドームの着用や避妊に関してはデリケートになっていただきたいものです。

　性病（性感染症）には　エイズをはじめとして　クラミジア　トリコモナス　梅毒　淋病　とか病名で知られたのはあるのですが、それ以外にも多くあります。

　クラミジアにいたっては　感染者は約１００万人と　かなりの多さになっています。もし、不安がある方や　どんな病気があるのか　興味がある方に　分かりやすいサイトがありますのでこちらからもどうぞ。

更新日時：

2005/07/17

2　Hの基本は相手への思いやり

　当たり前なことなのですが、Hをする際に一番重要なのが　お互いに同意であることです。それは恋人同士だけでなく夫婦の場合も同様です。

　あまりにも当たり前すぎて　／（．― ．）＼はて？　と思われる方もみえると思いますが、これが意外に成り立っていない場合が多くあります。

　例えば相手が求めてくるから　仕方なくHに付き合う時なんかは　消極的な同意になります。同意したものの　基本的にする気がないですから　早く終わって欲しいと思うと共に　Hに関してのストレスが蓄積されていきます。本当はしたくないのに　無理やりに近い形でのHでしたら　ストレスの量も半端ではありません。

　若い頃とか結婚間もない頃は　一緒にいるだけで双方が満足してる場合が多いので　多少のことなら気にもなりませんが、恋人同士の付き合いが長くなってきたり　夫婦なら子供が生まれて子育てに入ってからは　心がこもっていないHをした場合　相手の自分に対する気持ちへの不信感などでストレスをどんどん蓄積していくことになります。

　ウィルス等が原因の場合を除けば　病気の多くはストレスが原因になっています。例えば胃潰瘍はストレスからなるのが有名ですが　子宮筋腫や更年期障害など女性特有の病気もストレスからですし　PTSD（心的外傷性ストレス障害）も　暴力や性的強要で溜まったストレスでなってしまいます。

　恋人同士であれば嫌と思えば別れれば済みますが、夫婦の場合は　子供がいたりすると　離婚を決断するまでに相当の時間を要しますので　その間にもどんどんストレスを蓄積していって重度のPTSDになる場合だって少なくありません。

　恋人同士だから夫婦だから　何をしてもいいわけでなく　これくらいは許されるだろうもありません。

　男性には性欲がありますからHをしたいと思っても　女性はSEXよりキスや抱擁の方を好みますから　もし男性がHをしたいと思うのなら　女性も一つになりたいと思えるような　気分を盛り上げれる“Hのやり方”を身につけることは　男性にとって不可欠なことだと思います。

　同意と言えども　金銭の授受を約束してHをすれば　買春や売春防止法違反ですし、無理やりすれば　強制わいせつ・強姦罪になります。夫婦間のDV（ドメスティックバイオレンス）にも配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律があります。

　相手の女性に対する思いやりがあれば　当然のことですが、心がこもったHになります。そういうHができるように男性には心掛けるようにしてもらいたいと思います。

売春防止法
強制わいせつ・強姦罪
配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律

更新日時：

2005/07/17

3　想像力を養う為にはエロビデオより官能小説

　Hを覚えるのに　エロビデオやエロ画像を　今は中学生でもネットを通して見ているとのことですが、見て何の役に立てるのかな？　Hをするのは彼女じゃないのかな？　彼女をアダルトビデオの女優の代わりで抱くのかな？

　もし彼女を好きだから抱くのであるのなら、エロビデオを見て変な知識を入れるより　ぎこちなくてもいいから彼女を心から抱きしめてあげた方がずっといいですね。

　所詮キスは唇を合わせるだけだし　Hは男性自身を挿入すればいいだけの話しです。たったそれだけのことですが、考え方が違うと　女性の反応も天と地ほど変わります。男性でこれからHを覚えるのでしたら　女性が天にも昇る気持ちよさになれるHの仕方を出来るようになってもらいたいと思います。

　エロビデオやエロ画像は　見て楽しんでいる間はいいのですが、見すぎると深層心理に植え付いてしまって　エロビデオ等で見たことを　ついつい大切な彼女に強要してしまうようになるので　エロビデオなどを見すぎると　毒されてしまい間違った先入観を持ってしまう場合がありますので　程々にしておくことが大切です。

　エロビデオ等は　購買意欲を駆り立てるために　わざと男性の性欲や願望を刺激するように　厭らしく作ってあります。別にHは厭らしいものではありませんし、Hに厭らしさが無い方が女性にとっては好まれます。エロビデオを見るよりも想像力を鍛えるために　官能小説を読まれることを勧めます。

　読んで想像力を鍛えて　女性と一つになったままで動かなくても　萎えることなく元気のままでで維持ができるようになってください。ピストン運動を激しくしなくても　優しく抱きしめていた方が　女性は気持ちが高揚していくので逝くことができますし、激しく動かない分持続力もついていきます。若い頃から　持続力がつくようなHを心掛けていれば　例え歳をとってもいつまでも元気でい続けることができます。

　Hの際には　相手を見て、相手のことを考えて　心を込めて抱きしめるようにすれば　相手の女性にその気持ちは伝わります。厭らしさを感じない　楽しくなるようなHができるように　若い頃からなってもらいたいと思います。

　そうして逝けない女性がもっと減って欲しいです。女性に生まれたからには　やっぱり醍醐味を好きな男性と一つになっている時に味わってもらいたいですからね＾＾

　女性に醍醐味を体感させれるようになるためには　見るだけのエロビデオより　読んで想像して考える官能小説の方が身体にも脳自体にもいいと思います。

更新日時：

2005/07/21

4　女性が持ってる慈悲の心（胎蔵界曼荼羅）

　ここでは、女性が持っている慈悲の心について書いておきます。

　

　胎蔵というのは、もともと母親のおなかを意味していました。

　慈悲の働きのもとになる、生み出し育てる「大いなるいのち」の働きは、万物に平等に及び、万物平等にこの「大いなるいのち」を共有するというところから、「平等性」から見た世界と言えます。しかも、持って生まれるさまざまな能力の中には、仏の美しい慈悲の働きが含まれています。

　そこで、泥のものを栄養としながらも泥に染まらないハス（蓮）の花が胎蔵（界）曼荼羅のシンボルとされました。知恵を中心にみた世界を表しています。

　上の文は胎蔵の説明ですが、元々女性は　みなさんがご存知のように　子供を産める機能が備わっています。それは好むと好まざるとに関係なくです。

　この胎蔵が生まれながらに備わっているのが女性です。“持って生まれるさまざまな能力の中には、仏の美しい慈悲の働きが含まれています。”これがあるために我慢しがちになってストレスを溜めやすい部分があります。

　基本的に女性は忍耐強く　男性は弱いです。女性は強いから家庭を守れるし、男性は弱いから外に出て働きます。体力で勝る男性は暴力に訴えますが、体力では劣る女性は対抗できませんが、忍耐強いために　ついつい我慢をしてしまいます。

　その我慢したのを　何らかでストレス発散ができればいいのですが、溜まっていくと精神的に障害をおこすPTSD（心的外傷性ストレス障害）へとなっていきます。

　男性の場合は　Hをしたいから抱く　という感覚が多いですが、女性の場合は　その人が好きだから身体を許す（Hをする）なんです。結果的にはHをしてるんですが、そこに至るまでが違うために　Hをしていても　済んでからも　それぞれの気持ちの動きが女性と男性では大きく変わってきます。

　その人が好きだから一つになりたいと思っている女性に対して　そういう気分でも無いのに　ただHをしたい（性欲を満たしたい）欲望で行動したら　例え夫婦と言えども　強姦以外の何ものでもありません。信じられないかもしれないですが、現に奥さんが旦那さんを強姦罪で親告をして認められた判例もあります。

　夫婦は婚姻という契約で結ばれた他人同士であり　結婚してる最中でも　それに変わりなく　他人同士です。契約を解除（離婚）すれば　いつでも他人に戻れますからね。だからこそお互いに　他人以上に労わらなければいけない存在だと思います。多少のことであれば、胎蔵界を備えた女性は　慈悲の気持ちで許してくれますけど、限度を超えては駄目ですね。

　私は　どうすれば逝けるか　どうして逝けないか等を　How to SEX　じゃないですけど　やり方まで含めて　今まで書いてきましたが、女性が逝けない原因の多くは　男性のHに対する考え方・姿勢である場合が多かったです。

　女性が逝くのは気持ちからと言ってきましたが、実はこの胎蔵界曼荼羅があるから　気持ち＝心　で逝っていると思います。男の私には味わえないことですが、今まで逝った女性の話しを聞いてみると　50回以上でも逝ける　何分間も逝った状態になる　なんてのは　粘膜のクリトリスで逝く場合では絶対不可能な状態ですからね。

　このHPを　相手の女性に対して性的強要をしている男性が読むかどうかは　甚だ疑問ですが、結婚をしても相手の女性は自分の所有物になったわけではありません。

　当然のことですが、相手に対して何をしてもいいわけでなく　ましてや自分の性欲のはけ口でHを強要するなんてのは　思い上がりも甚だしく　もってのほかの行為であると言うことです。

　夫婦であれ恋人同士であれ　何に対してもお互い様だと思いますし、お互いに相手に対して思いやりを持って接するのが基本だと思います。

更新日時：

2005/07/24

5　性欲だけでするHの際の留意点

　厚生労働省の調査で、「できちゃった婚」による第一子の割合が、2000年までの20年間で、全体の１２．６％から２６．３％に倍増しているという結果が出ていたのですが・・・

　相手のことを好きでもないのに　性欲からHをしたがる男性にとって　どういうことを表しているのか、書くまでもないような気がするのですが、一応念のために書いておきます。

　例えば“好きでもない相手とHをしたのだけど　妊娠してしまったから結婚をする。”という場合だってありうるということですね。Hをする以上は精子と卵が受精する確率は当然あるのですが、快楽を求めて　ろくな避妊もしないですれば　当然の帰結になります。

　男性には結婚する意志が無くてHをして　出来ればおろせばいいと思ってる人も多く　堕胎の件数も確かに多いのですが、女性の年齢や体調によっておろすことが出来ない時や　時には出来たことによって　当人や周囲から強く婚姻をせまられる場合だってあります。

　また、離婚に際しては　問題ある結婚生活なら早く解消した方が良い　などと考えてる女性が離婚は望ましくないと思っている女性より　はるかに多いのに　男性は離婚を望んでいない方が多いという状態です。

　熟年離婚の際に　何故自分が離婚されたのかが分からない男性が多いのですが、そういう方のは　自分本位の場合が多く　それが普通でしたから気が付かないのでしょうね。当然のことですが、今は昔と違います。夫唱婦随でなく婦唱夫随の割合が多くなってきています。

　くれぐれも後になって後悔しないように　相手とHをする際には　男性も女性も自分の行動に責任がもてるようにしたほうがいいと思います。世の中には　“結婚をしているのに　平気で妊娠させて　自分の立場に困ったら相手を殺す”　なんて身勝手な男も現実に存在するのですからね。

　性欲からHをしたら妊娠してしまい　結婚したくないのに　せざるをえなくなってしまわないように　相手のことが好きだから　一つになりたいと思える相手となるべくならHをして、あとで問題ありという判断にならないように　相手をちゃんと見極めてから　結婚をするようにしたいものですね＾＾

更新日時：

2005/08/13